不動産営業から転職すべき?向いていない人の特徴とお勧めの転職先

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不動産営業から転職すべき?向いていない人の特徴とお勧めの転職先

「ノルマがきつくヤバい・・不動産会社を辞めたい」

「残業続きでほとんど家に帰って寝るだけの生活・・この仕事向いていないのか?」

このタイトルを見て、読んでいただいている方はもしかしたら上記のような状態かもしれません。

特にBtoCで不動産営業をしている方は本当に大変ですよね。

入社(配属)初日から始まる顧客への電話営業で、心が折れそうになった方も多いのではないでしょうか?

こんな状況だと、

自分は不動産営業に向いていないのでは・・・(この業界を)辞めたい

と考えてしまう事は無理からぬ事です。

ちょっと待ってください!!

本当にあなたは不動産営業に向いていないのでしょうか?

せっかく培ったスキルやノウハウを捨てて辞めてしまう前に、一度立ち止まって考えてみる事は大切です。

メリットは、

  • 自分が不動産営業に本当に向いているのか、そうでないのかを自己分析してみる事ができる
  • 自己分析する事で、実は不動産関連の仕事が好きかもしれない自分を見つけられる
  • 自己分析する事で、自分の特質やスキルを活かした他業種の転職先を見つける事ができる

本記事では、個人向け住宅の売買仲介業の営業(BtoC)の方に向け、

  • 不動産営業(BtoC)に向いている人、向いていない人の特徴・考え方
  • 不動産営業(BtoC)に向いていないが、不動産関連の仕事が好きな人向けお勧め転職先
  • 不動産業界自体になじまない人向けに、これまでのスキルや経験が生かせるお勧め他業種転職先

について説明して行きます。

これを読めば、モヤモヤしたストレスフルな生活から抜けて、明日から自分の進路をしっかりと定めて、歩き出せるようになる事でしょう。

不動産営業から転職すべき? 不動産営業に向いている人、向いていない人の特徴

 

そもそも不動産営業にあなたが就職した理由はなんでしょうか?

 

  • 元々建物や不動産を扱う事に興味があった
  • 高額報酬(20代後半で手取り60万円など)の歩合制に魅力を感じた
  • 実務経験や資格がいらないので、就職しやすかった

 

などが挙げられるでしょうか?

確かに多くの点で不動産営業は魅力的な言葉が躍っていますが、その実、ブラック中のブラックと呼ばれる企業も多く、とても厳しい世界です。

そうした中で生き残るには、ある一定の割り切りや考え方を持っていないと厳しいのが現状です。

 

 

不動産営業(BtoC)に向いていない人の特徴

 

客の見極めなどそれほど重要ではないと思うタイプ

不動産営業は、飛び込み、電話攻撃、来店型など様々なタイプがありますが、ここで重要なのが顧客の見極めです。

不動産の売買は、日常品のように売買が頻繁にあるわけでもなく、ひとつひとつが高額な商品で、本当に「家を買いたい!」と思っている人はそれほど多くありません。

そのため、「本当にこの顧客は、不動産を購入する意思があるのか?」という見極めをしないと、「冷やかし」の客に労力を取られて成績が上がりません。

この見極めを重要視し「冷やかし」にはクールに接する事を徹底できない人は不動産営業(BtoC)には向いていません。

 

また、この見極めができても、契約成立までの道のりはとても長く0か100かみたいな世界なのです。(業界用語でいう千三(3/1000の成約率)

 

気持ちの切り替えができないタイプ

不動産営業は0か100かと言いましたが、電話営業で死ぬほど頑張って、訪問、契約交渉まで行っても、ローンが組めない、他社に持ってかれた、といった感じでご破算になる事もめずらしくありません。

また、飛び込みの電話や訪問などであからさまに嫌な顔されたり、罵倒されても、それでいちいち傷付いていたらそれこそ身が持ちません。

不動産営業で大事なのは、「ダメならダメでタイミングが悪かっただけ」と割り切り、次の顧客に「笑顔」で対応できる気持ちの切り替えの早い人でないと、厳しい事でしょう。

 

プライベートを充実させたい、と考えているタイプ

高額報酬に魅力を感じて不動産営業に入った人も少ないないかもしれませんが、そのお金を使って趣味や旅行をしたい、と考えている人は不動産営業には向きません。

不動産営業では、中々成約までたどり着きません。

ですが、毎月のノルマ未達成は基本的に許されませんので、もし達成されていなければ、それこそ休日も寝る時間も惜しんで、電話営業やらポスティング、訪問に取り組まなければなりません。

そこまで目標(ノルマ)達成にストイックな人だけが、不動産営業で生き残る事ができるのです。

 

不動産営業(BtoC)に向いている人の特徴

 

所詮イチかバチかのギャンブルだと思えるタイプ

先ほど申し上げた通り、不動産営業は0か100でその成約率も恐ろしいほど低いのが特徴です。

それは、1件1件がとても高額で、日常的に売買するようなものでなく、顧客が(人生設計の中で)その時期である事、金銭的に余裕がある事など多くの条件が必要で、こちらではどうにもならない部分もあります。

ですので、「(交渉できそうな)顧客に当たればラッキー、そうでなくてもまあいいか・・」ぐらいの、ギャンブル的な感覚で楽しめる人は、不動産営業に向いています。

 

ごまかしや嘘について罪悪感を持たないタイプ

不動産営業(BtoC)ではWin-Winの関係性はあまり成り立ちません。

顧客は常に良い物件(間取りが広い、駅近く、庭があり、などなど)をできるだけ安くと考えています。

はっきり言ってしまえば、この要求にはキリがありません。

ですので不動産営業においては、ご存知のようにいきなり優良物件を紹介するようなバカな真似はしません。

「このぐらいの物件であれば、顧客も折れてくれるかな・・・」という妥協点を探し出す事が最も重要なのです。

ですので、時には誇張して表現したり、不利な情報を伝えなかったりと嘘やごまかしをしても何とも思わない、むしろ「最終的に背中を押してやったのだから感謝しろ!」ぐらいの気持ちの強さがないとやっていけないのです。

 

売上のためなら私生活を捨てられるタイプ

不動産営業では、ノルマが達成できないと、基本的には居場所がありません。ブラック企業の場合、罵倒や鉄拳制裁も日常茶飯事です。

3か月で売り上げが上がらなければ、本当に解雇される場合もあります。

売り上げが上がらないのであれば、残業しても、休日返上しても何としてもノルマを達成させる、という強い意志がなければやって行けません。

休日はしっかり休みたい、残業をしたくない、という人はまず向いていません。

 

 

不動産営業に向いていない、辞めたい人にお勧めの不動産異職種への転職先

 

これまで不動産営業(BtoC)に向いている人、向いていない人を見てきました。

 

やっぱり、自分向いていないわ・・・

 

と思った方、少し立ち止まって考えてみましょう。

あなたが嫌いなのは

 

ギャンブルみたいな成約率で、嘘やごまかしもしなければならない、ノルマが達成できないと鬼のように怒られる、休日も残業続き

 

な不動産営業(BtoC)ですよね?

 

不動産業界自体は好き、という事はないでしょうか。

ここでは、不動産営業(BtoC)での経験を活かせる不動産異職種へのお勧め転職先をいくつかご紹介します。

 

不動産営業(BtoB)

同じ不動産営業でも、法人相手に土地やビルの売買仲介をしたり、事務所や店舗の賃貸仲介をしたりするのはどうでしょうか?

BtoCと違い、顧客の数自体はぐんと減り、接触から成約までの期間は比較的長期間のスパンとなります。

これまで、月末のノルマ達成のため、戦々恐々としていた緊迫感はだいぶなくなります。

また、顧客数が限られているので、しっかりと顧客に向き合い、信頼関係の構築や販売戦略を練ったりする事もできます。

ノルマはもちろんありますが、これまでの経験を活かせるという意味においてもお勧めしたい職種です。

 

用地仕入れ関連

マンション用地や建売用地を、地主さんから売ってもらい、デベロッパーなどに売り渡す業務です。

専門的な知識と地主さん、デベロッパーとのコネが必要な職種ですが、不動産営業の実務において、多くのコネや人脈を築いたのであれば挑戦してもよい職種になります。

 

個人向け賃貸物件仲介業

アパートなどの賃貸物件を、個人に紹介する仕事です。

いわゆるBtoCになりますが、個人向け住宅の賃貸仲介業の営業であり、売買仲介業の営業とは異なり、飛び込み型の営業となることはないです。

賃貸を希望している個人顧客に物件を紹介する業務で、カウンター受付のみですので、きついノルマや電話営業もありません。

ただ、これまでの不動産の知識を十二分に生かせますのでお勧めしたい職種になります。

 

不動産コンサルタント

不動産コンサルタント(営業)は、土地を持っている地主さんに対して、アパートや駐車場の建築や施工をお勧めする業務です。

不動産の知識はもちろん必要ですが、「資産運用」「人生設計」という観点から、税務、相続、保険などの知識が必要になってきます、

 

不動産管理業務

マンションやアパートなどの管理・メンテナンス業務です。

これまでの営業とは少し異なり、ノルマはありませんし、業務も比較的ルーチンが多いので、自分の時間を持ちたいという人にはお勧めしたい業務です。

 

 

 

不動産営業に向いていない、辞めたい人にお勧めの異業種への転職先

 

「やっぱり不動産業界はいいわ。思い切って別の業種に転職したい!」と考える人も少なからずいるのではないでしょうか?

 

そんな方に向け、これまでのスキルや経験を活かせる異業種の転職先をお教えします!

 

ポイントは2つあり,

 

  • 無形商材
  • BtoB(法人営業)

 

です。

 

無形商材とは、物質的(有形)なものでなく、形の無い商材の事で、保険、金融、コンサル、IT(ソフトやシステム)などが代表例です。

こちらの方が業界としての将来性が高く、お勧めできます。

BtoBは法人営業の事で、金額も高く、長期スパンでかつチームで取り組む事も多いため、個人ノルマの呪縛が少なく、過度なクレーマーやモンスターが少ないので、精神的ダメージも少なくお勧めです。

 

それでは早速具体的な業種を紹介していきます。

 

法人向けIT営業

法人向けIT営業は、会社に様々なシステム(人事、会計、基幹システムなどなど)を売り込むお仕事です。

IT関連の業種はすごい勢いで成長を続けており、今後もっとも成長する分野の一つである事はご存知の通りです。

また、実は不動産営業(BtoC)とのシンパシーもとても高いのです。

 

  • 売り込み先(営業利益の階層)がとても近い
  • 求められるスキルが似ている

 

売り込み先とは、法人のどの階層(平社員、課長級、部長級、取締役、トップ)と交渉するかという問題です。

IT営業の場合、中小であればトップ、大企業であれば部長級です。

実はこの階層は、不動産営業(BtoC)で個人(C)としてお付き合いのあった階層で、その実、今までの仕事ととても近い関係にあるのです。

 

また、求められるスキルとは、

 

  • 顧客のニーズや潜在的な課題を掘り起こし、共有する
  • その課題やニーズに答えられる商材を紹介するプレゼン能力

 

です。

 

不動産営業ととても近いスキルである事はお分かりではないでしょうか?

もし、コンピュター関連の知識がなくても、プログラマーやSE(システムエンジニア)がその役を担いますので、あまり心配しなくても大丈夫ですよ。

 

広告営業

広告営業も、売り込み先(営業利益の階層)、求められるスキルが不動産営業と似ているため、お勧めしたい業種です。

広告業界の特徴として、1件の受注案件が高額で、成功するととてもやりがいを感じる事ができます。

また、不動産と異なり、手を変え、品を変え、広告宣伝は継続的に行われます。そのため、顧客との信頼関係の構築や長期的な営業戦略も立てやすく、とてもやりがいにつなげる事ができると思います。

 

人材営業

人材営業は、様々な人材を会社に紹介したり、求人をもらう仕事になります。

終身雇用制が失われ、人材の流動化が叫ばれている昨今、成長が見込める業界です。

人材斡旋業界は実は不動産仲介業ととても良く似ています。

「不動産→人材」と置き換えてみるとその動き方はほとんど同じです。

また、人脈作りやコネがとても大事で、またそれが作れる業界である所も似ています。

人脈作りが得意な人は、独立開業する人も多いです。(これも不動産業界とよく似ていますね!)

興味がある方は、ぜひ、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

 

コンサルティング営業

コンサルティング営業は、法人の課題を拾い上げて、それを解決する手段を提示するお仕事です。

特に外資系コンサル会社はとても優秀(高学歴)な人が集まる事で有名ですね。

コンサルをするためには、不動産の知識以外にも、幅広い知識が必要で、色々な事を勉強したい、という貪欲な上昇志向がある方にお勧めです。

優秀な方が多いですが、不動産の実務経験がある事は、とても大きなアドバンテージになる事でしょう。

競争率も激しく、厳しい業界ですが、リターンも高く、高収入が見込める仕事です。

 

不動産営業に向いていない、辞めたいと思ったら転職エージェントを活用しよう!

 

ここまで見てきて、自分が不動産営業(BtoC)に向いているかいないか、だいぶ分かったのではないでしょうか?

 

良く分かった人も、そうでない人も転職エージェントに相談するのが一番の近道です。

 

その利点は、

 

  • 自分が不動産営業に向いているのか、向いていないのか分からない、転職に迷っている場合でも、転職エージェントで相談でき、さらに自己分析をする事ができる
  • 異業種や異職種などの自分があまり知らない分野でも、あなたのスキルや特性にあった最適な企業を選択してもらえる
  • 経営が危ない企業、労働環境が劣悪なブラック企業などは、最初から除外されているので、安心して就職活動ができる

 

お勧め転職エージェント

 

不動産営業(BtoC)は、高額報酬でとても魅力的な一面もありますが、人を選ぶ特殊な職種であるという事もできます。

もし、あなたが現状辛い、向いていないと感じているのであれば、自己分析をかけて、これまでのスキルや経験を活かせる別の仕事に転職するのも良いと思います。

ぜひ、あなたが輝ける新しい仕事に出会える事を願ってます!

 

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