看護師が大きい病院から小さい病院へ転職!知らなきゃ損する意外な事実

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看護師が大きい病院から小さい病院へ転職!知らなきゃ損する意外な事実

あなたが、大きい病院から小さい病院へ、看護師として転職したい理由は何ですか?

「今の大きい病院は忙しくて、殺伐とした雰囲気の人間関係がしんどい」

「勉強会や会議が多くて、プライベートな時間が取れずに、ストレスだ」

など、さまざまな理由があると思います。

ではあなたは、大きい病院から小さい病院へ転職したい看護師さんが陥りがちな、間違った知識は何だと思いますか?

それは「小さい病院は、給料が低い。だから給料面は諦めて、人間関係が良くて楽な病院を探せば転職は成功する」という誤った知識です。

実は、小さい病院の方が給料が高くなる、もしくは大きい病院と同等の給料が貰えることがあるのです。

大きい病院から小さい病院への転職だからといって、決して給料を諦める必要はありません。

今回は、看護師が大きい病院から小さい病院へ転職するときに、知らないと損する、給料の意外な事実についてお話します。

看護師が大きい病院から小さい病院へ転職した場合の基本給の違い

日本看護協会「2017年病院看護実態調査」によると、病床数ごとの基本給の平均値の違いは、以下の様になります。(高卒+3年課程卒の新卒看護師の比較)

  • 99床以下:195.793円
  • 100~199床:198.975円
  • 200~299床:201.386円
  • 300~399床:203.142円
  • 400~499床:204.568円
  • 500床以上:208.589円

99床以下の小さい病院と、500床以上の大きい病院の基本給の差は約13000円です。

こうやって基本給を見ると、やはり小さい病院より大きい病院の方が給料が高いところが多いです。

でも、基本給だけを見て「やっぱり大きい病院より小さい病院の方が給料が低い」と決めつけてはいけません。

看護師として働いたことがある方なら、こう感じたことはありませんか?

「看護師は高給取りと言われているけど、実際は夜勤してナンボの世界!」

基本給が高くても、夜勤回数が少ないと、他の職種に比べて特別高給取りにはなることはできません。

実際に、私が勤続5年目のとき、たまたま夜勤回数の多かった後輩の2年目看護師に、給料が負けたことがありました。

看護師の給料に大きな影響がある「夜勤手当」について、これから見ていきたいと思います。

看護師が大きい病院から小さい病院へ転職した場合の夜勤手当の違い

日本看護協会「2012年病院勤務の看護職の賃金に関する調査」によると、2交代制の病床数別の夜勤手当は以下の様になります。

  • 99床以下:10.875円
  • 100~199床:10.720円
  • 200~299床:9.821円
  • 300~399床:9.007円
  • 400~499床:8.614円
  • 500床以上:7.807円

500床以上の大きい病院の夜勤手当より、99床以下の小さな病院の方が約3000円高いのです。

月に4回夜勤をしたとすると、大きい病院より小さい病院の方が12000円/月高いことになります。

基本給の比較では、小さい病院より大きい病院の方が、13000円高かったですよね。

でも、基本給+夜勤手当4回で計算すると、大きい病院と小さい病院の差は、わずか1000円です。

これに経験年数の加算や、年齢加算、調整手当などを合わせれば、今の大きい病院より、小さい病院に転職したほうが、給料が上がる可能性は十分にあります。

給料明細はじっくり見たことがありますか?

実は夜勤手当以外にも給料に影響を与えるものがあるのです。

その一例が経験年数の加算や年齢加算、調整手当です。

次は、夜勤手当以外の様々な加算や手当のお話です。

看護師が大きい病院から小さい病院へ転職する場合、給料に影響する加算や手当

お給料は基本的に「基本給」「各種手当」に分かれています。

「各種手当」の中には、資格手当(看護師・助産師など資格に対して支払われる)・役職手当(師長・副師長・主任など役職者に支払われる)・家族手当(扶養家族がいる場合に支払われる)・交通費などがあります。

これらの各種手当は、ほとんどの病院で、該当する看護師さんに支給されています。

しかし、その手当の金額は病院によってさまざまなので、大きい病院から小さい病院へ転職するときには、手当にも注目して病院を選びましょう。

ちなみに、私が新卒で働いていた病院では、主任手当ては1万円だったのに対して、次に働いた病院では3万円でした。役職手当の金額の違いには、とっても驚かされました。

その他に給料に影響するものとしては、看護師としての経験年数の加算や、年齢加算、調整手当があります。

経験年数の加算と年齢加算は、ほとんどの病院では基本給に含まれていますが、病院によっては、調整手当に含まれる場合があります。

また、調整手当では、以前にどのような病院で働いていたのかということや、以前の職場の給料、認定看護師の資格の有無などが影響します。

例えば、大きい病院の外来で5年働いたAさんと、デイサービスで5年働いたBさんが、同じ小さい病院の外来に転職した時、即戦力になるのはAさんですよね。Aさんの経験値が買われて調整手当として支給される場合があります。

この経験年数の加算と年齢加算、調整手当の金額は、病院によって規定が変わります。

調整手当は無い病院もあります。

大きい病院から小さい病院へ転職するときには、先ほどのお話ししたような手当以外にも、経験年数加算・年齢加算・調整手当にも着目して、病院を選びましょう。

看護師が大きい病院から小さい病院へ転職するときは、正しい知識で病院を選ぶべし!

もちろん、小さい病院だと、例え夜勤手当や調整手当が高くても、基本給が低すぎると月給や年収が下がることはあります。

しかし、安心して下さい。正しい知識をもって、正しく病院選び行えば、必ず夜勤手当が高くて基本給もある程度高い、小さい病院はあります。

そして、上での給料の比較のように、大きい病院とそんなに変わらない給料を、小さい病院でも貰えることができるのです。

大きい病院から小さい病院へ転職するとき、看護師の強い味方は転職サイト

「小さい病院でも、きちんと探せば給料が良い所へ転職できる」ということを分かっていても、実際にそういう病院を探そうと思うと、大変ですよね。

看護師の年収は、基本給・夜勤手当・調整手当・ボーナスなど、いろんなことが絡んできます。

先ほど紹介した病床数ごとの基本給は、平均値です。従って、平均値の基本給より低い病院も高い病院もあります。

ひとりで、給料の良い小さい病院を探すのは、とっても大変ですよね。

また、せっかくひとりで給料の良い小さい病院を探すことが出来て、無事に採用されても、実際に働いてみたら人間関係が悪くて働きづらかった、ということになる可能性もあります。

大きい病院から小さい病院への転職を成功させたいなら、転職サイトに登録することをオススメします。転職サイトは、無料で簡単に登録できます。

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